メリット | デメリット |
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・採卵日のスケジュールをコントロールしやすい ・卵胞が成熟しても自然に排卵する可能性がほとんどない ・複数個の卵胞の発育が均一になる | ・採卵に2ヶ月を要する ・注射の量が最も多く、治療費が高額になる ・前周期は避妊が必要になる |
ロング法
ロング法は、前の月経周期からGnRHアゴニスト(ホルモンを抑える点鼻薬)を使用するため、1回の採卵に2ヶ月を要しますが、採卵をコントロールしやすい利点があります。
前の周期からGnRHアゴニスト製剤の点鼻薬を使用して、自然な排卵を抑制しながら卵子を成熟させ、採卵周期を迎えるとGnRHアゴニスト製剤の点鼻薬を継続しつつ、10回前後のまでhMG/rFSHの注射で卵巣を直接刺激して卵の成長を促し、卵が成熟した14~18日頃に採卵が行われます。ロング法は、比較的年齢が若く、確実に多くの卵子を採卵したいという人、仕事の都合などで計画的に採卵したい人などに適しています。