「自然周期」または「低刺激周期」での体外受精のメリット
★使用する薬や注射が少ない
★365日、年中無休の診療体制
★麻酔なしで採卵することで患者様の体への負担を軽減?
自然周期(低刺激)採卵法は、一般的によく行われているロング法やショート法と違ってhMGなどの注射をうたず、完全に自然の排卵周期に合わせて排卵直前に採卵するか、内服の排卵誘発剤のみでの周期で採卵する、自然妊娠と同じ“毎月厳選された1個の卵“の成長を大切に考えた採卵法で、高齢の人やhMGの反応が悪い場合に特に期待できる治療法です。
妊娠しやすい良好な卵子を得るため、排卵誘発剤の使用を必要最小限まで減らすことによって、
より自然なリズムで育った排卵直前の卵子を採取し、自然に近い状態での妊娠を目指します。
そのために土曜、日曜、祝日を含めた、365日、年中無休の診療体制を整えています。
また、患者様のからだへの負担や痛みをできるだけ軽減するため、
通常麻酔が必要な採卵も無麻酔で行うことを可能にしております。
メリット | デメリット |
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・何度も注射をうつ必要がない ・針を刺すのは1~2回なので麻酔なしで短時間で行える(30秒~数分) ・自然に近い排卵周期で採卵できる ・厳選されて自然に大きくなった卵胞から採卵するため、質の良い卵の可能性が高い ・hMGを使っての採卵で質の良い卵が採れなかった場合に期待できる ・卵巣過剰刺激症候群になる可能性が非常に低い | ・先に排卵してしまって採卵がキャンセルになるケースがロング法やショート法に比べて多い ・1度に採れる卵が1~2個のため妊娠するまで毎月採卵になる(しかし、毎月採卵ができる) ・自然に任せているため採卵の時期が予定として組みにくい(2日前に採卵日が決まる) |
※当院38~43歳での自然周期(低刺激)採卵法の胚移植当たりの妊娠率は40%と高齢の方でも高い妊娠率を達成しています。