こんにちは 齋藤シーサイド・レディースクリニック
医師の山下です。
クラミジアは怖い
なにが怖いかっていうと
症状がほとんどないから怖いのです。
痛い から病院に受診するのであって、
痛くなければクリニック来てくれません。(((( ;°Д°))))
クラミジアは性感染症で、自覚症状はほとんどと言っていいほどありません。
症状がないということは自分で病気になったことがわからないのです。
けれど、 ひどい悪さ をします。
クラミジアは子宮に入り卵管を詰まらせ、
お腹の中を癒着させ
子宮外妊娠・不妊症を引き起こします。 (;°皿°)
なぜ子宮外妊がおこるかと言うと、少々卵管がクラミジアにより傷ついていても、精子は最小の細胞のためラクラクと卵管を通り、卵子と卵管の先っぽで受精し、受精卵となって卵管から子宮内へとゴロゴロ運ばれるのですが、クラミジアのために卵管が傷んでいて受精卵が子宮の中にたどり着けなくなったりします。すなわち子宮外妊娠になっちゃうのです。また、お腹の中では膜状の癒着をお越し、不妊症の原因にもなります。
ですので、子宮外妊娠で手術した患者様にクラミジアの検査をして感染の有無を確認したりします。
クラミジアの検査としては、子宮の入り口を綿棒でこすって、そこにいないかどうか確認する方法を血液検査により感染したことがないか調べる方法があります。
ほとんど症状がないので、クラミジアの検査をする時のキーワードは、
「なんとなくお腹がいたいような気がする!」(´Д`;)
という訴えがあるときは念のために検査をしたりします。
「なんとなくお腹が痛い」人は検査を受けたほうがいいのかも知れません。(^_^;)