こんにちは 斎藤シーサイド・レディースクリニック医師の山下です。
不妊症の患者様が初めに嫌がる検査がこの叫び卵管造影検査叫びです。
しかし、この検査は不妊治療を行う上で避けては通れない検査です。
まず、精子がなければ妊娠できません。
卵子(排卵)がなくても妊娠できません。
しかし、どんなにいい卵子があっても、どんなにいい精子があっても、人工授精などの治療をしても、出会う(受精する)ことができなければ妊娠できません。
男性の体は、外から腹腔内にはいることはできません。女性の体は、妊娠するために子宮・卵管を通って腹腔内に入ることができます。だから妊娠できるのです。
その道が通っているかいないかを確認する検査が子宮卵管造影です。だから「避けては通れない検査」なのです。
患者様は卵管造営を行う前に、かなりネットや仲間から情報を得ているらしく、どうも卵管造影は「すっごく痛い、まるでこの世の地獄のよう!!」 (;°皿°) といったイメージが出来上がっているようです。
けれどご心配なく・・・斎藤シーサイド・レディースクリニックでは、できるだけ「イタクナーイ!!」方法で卵管造影を行っていますラブラブ ほとんどの患者様はさほど苦痛を訴えることなく「へっ?痛くありませんでしたビックリマークドキドキドキドキ」( ´艸`)とおっしゃいます。
(ただし、痛みに関しては個人差がありますので、「全く」痛くないわけではありませんし、反射の強い方ではどうしても気分不良になる方もおられます。また、卵管が詰まっている方は子宮が膨らみ気味になるので生理痛のような鈍痛がある場合があります。)
卵管造影は丁度ロールプレイングゲームの初ステージのボスキャラみたいなもので,「この先に進みたくば私を倒して行けっ!!!」 ヾ(。`Д´。)ノ的なものです。
不妊治療を受けられる方はできるだけ早い時期に受けられることをお勧めします。
それと卵管造影にはドキドキ素敵な特典ドキドキがあります
油性造影剤を用いた場合、検査を受けた方の3割くらいが妊娠しますっ!!!
例えば、20歳で結婚され10年間の不妊期間で30歳になってから来院された方がおられました。初診時に「体外受精までは受ける気はありません」とかおっしゃっていたのですが、卵管造影直後にタイミングをあわせて妊娠されました。・・・結果からみると、10年間の不妊の原因はもともと卵管が軽く詰まっていたからだと思われます。卵管造影にはそのようなボーナスがついてくることもありますよ!
おっ早つめに!!